窓の外はざあざあ降り。長男は「おそと行きたい!」を連発、双子は別々の方向へハイハイで散っていく。一人がブロックを口に入れ、もう一人がティッシュを引き出し始める。長男にはお絵かきを出したのに、5分で飽きて双子のほうへ突進していく——。

雨で外に出られない日の、わが家のリアルです。
正直に書きますが、少し前のわたしは「雨の日こそ、ちゃんと遊ばせなきゃ」と気負っていました。年齢に合った遊びを年齢別に用意して、全員を楽しませようとして、夕方にはぐったり。床はおもちゃで埋まり、片付けだけで一日が終わる感覚でした。
でも、あることをやめてから、雨の日がずいぶんラクになりました。
この記事では、双子+長男の3人を一人で見るわが家が、雨の日のおうち遊びでたどり着いた「親が疲れない・散らからない」やり方を、正直に書きます。「ちゃんと遊ばせなきゃ」と力が入っているママに、少しでも肩の力が抜ければ、と思って書いています。
雨の日、3人同時のおうち遊びがしんどかったころ

しんどさの正体は、遊びそのものより「3人ぶんを同時に成立させようとすること」でした。
長男が楽しめる遊びは、双子にはまだ難しい。双子向けの遊びは、長男にはつまらない。年齢差があると、一つの遊びで全員が満足することはほとんどありません。だから3つ別々に用意して、3か所を行ったり来たり。これが体力をいちばん削っていました。
そしてもう一つ、散らかり問題。感触遊びや小麦粉粘土、新聞ビリビリ——どれも子どもは喜びます。でも片付けるのはわたし一人。3人ぶん散らかった部屋を、子どもが寝たあとに片付ける夜が続くと、「もう出したくないな」が本音になっていきました。
雨の日が「楽しい時間」じゃなくて「乗り切る時間」になっていたんです。
気づいたこと——「全員を楽しませなきゃ」をやめた
転機は、ある雨の日に力尽きて、何も用意せずソファに座っていたときでした。
すると、双子は勝手にクッションによじ登って遊び始め、長男はその様子を見て笑っていました。わたしは何もしていない。なのに、3人ともそれなりに楽しそう。
そこで気づきました。親が遊びの主役になる必要はないんだ、と。
それからは、力の入れどころを変えました。「全員を別々に楽しませる」をやめて、次の3つだけを意識するようにしたんです。
ワンオペで3人を見る夕方の乗り切り方は、こちらにも書いています👇️
- 3人がゆるく同じ空間で成立する遊びを選ぶ
- 親が座ったまま、家事をしながらでも見ていられる遊びにする
- 最初から「散らからないもの」だけを出す
完璧に楽しませなくていい。安全に、それなりに、3人が過ごせれば◎。そう思えてから、雨の日がぐっとラクになりました。
今のわが家の雨の日の過ごし方

ここからは、実際にわが家でうまくいっている遊びを、3つの視点で紹介します。年齢別の参考も添えておきます。
3人いっぺんに成立する遊び
年齢差をまたげる遊びは、それぞれが違うレベルで関われるものです。
わが家の定番は段ボールハウス。大きな段ボールを一つ置くだけで、双子(0〜1歳)は出たり入ったり、長男(4歳)は窓を描いたりテープで飾ったりと、同じ一つの遊びを年齢ごとに違う形で楽しめます。
風船もよく出します。0歳は転がるのを目で追うだけ、1歳は触って喜ぶ、2歳以上は追いかけて打ち返す。一つの風船で、年齢それぞれの遊び方ができます。割れる音が苦手な子もいるので、そこだけ様子を見てあげてください。
親が座ったまま・家事しながら見ていられる遊び

これは「親の体力を温存する」ための視点です。
シールブックは、0歳には早いですが1歳後半〜が夢中になります。長男にはお絵かきとセットで渡すと、しばらく静かに集中してくれます。わたしはその間にとなりで洗濯物をたたんでいられる、というのがありがたいところ。
散らからない・片付け1分で終わる遊び
雨の日が続く時期は、ここがいちばん大事かもしれません。
わが家のルールは「広げるものは一度に一種類だけ」。ブロックを出したら、お絵かきは出さない。片付けが一種類で済むようにしておくと、夜のわたしがラクになります。
水で描くタイプのお絵かきも、わが家の定番です。専用のシートにペンで水をつけて描くと色が出て、乾くとまた消えるタイプ。インクで手や服、床が汚れないので、双子が口に入れても安心ですし、出しっぱなしでも散らかりません。何度でも描けるので、長男も飽きずに遊んでくれます。
お風呂を遊び場にするのもおすすめです。お湯をはった浴室でコップやおもちゃで遊ばせれば、散らかってもシャワーで流すだけ。雨で気分が湿る日こそ、あえて昼間にお風呂タイムにしてしまうと、遊びと入浴が一度に片付きます。
散らからない部屋づくりそのものは、こちらにまとめています👇️
「でも、テレビばっかりは罪悪感が…」という方へ
雨の日が続くと、どうしてもテレビや動画に頼る時間が増えますよね。わたしも、しんどい日はしっかり頼っています。
でも、罪悪感を持たなくて大丈夫だと思っています。一日中ではなく、親が一息つくための時間として使うなら、それは立派な「乗り切る工夫」です。3人を一人で見ている日に、自分を追い込む必要はありません。
子どもの相手で親がぐったりしてしまうより、ほどよく頼って、機嫌よく過ごせるほうが、家族みんなにとっていい一日になる。わが家はそう考えています。

雨の日は、毎日が完璧じゃなくていい日。そう自分に許可を出すのも、立派な雨対策です。
まとめ
雨の日のおうち遊びは、3人同時を全部成立させようとすると、親が消耗します。わが家がラクになったのは、「全員を楽しませる」をやめて、3人がゆるく成立する遊び・親が座ったまま見られる遊び・散らからない遊びに絞ってから。完璧に楽しませなくても、安全にそれなりに過ごせれば十分です。
まずは次の雨の日、段ボールを一つ置いてみてください。それだけで、3人それぞれが勝手に遊びはじめて、ずいぶん気がラクになるはずです。

同じように、雨の日のおうち時間に力が入りすぎていたママに、届けばいいなと思います。




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