年中に上がる前。
届いたワークを、長男と一緒にひらいてみました。
「これ、やる? やらない?」
返ってきたのは、「やらない」でした。
生後3ヶ月から年少まで、約4年。わが家は長男だけこどもちゃれんじを続けて、年中に上がる前にやめました。
やめた理由は「教材がよくなかったから」ではありません。よかったところなら、今でもいくつも挙げられます。
それでもやめたのは、教材ではなく、長男とわが家のほうが変わったからでした。

この記事では、4年続けた家がどこでやめどきだと思ったのか、そしてやめたあと教材がどうなったのかまで書きます。
生後3ヶ月から年少まで、長男だけ続けました
始めたのは長男が生後3ヶ月のとき。
まだ寝返りもしない時期です。
そのあと双子が生まれて、わが家は3兄弟になりました。
双子の分は取っていません。長男だけです。
毎月届く箱を長男が自分で開けて、中身を出して、そのまま遊びはじめる——その流れが4年近く続きました。
やめた理由は、教材ではなく「うちの子に合わなくなった」こと
年少あたりから、ワークが増えた

0歳から2歳くらいまでは、届くものの主役はおもちゃでした。
歯みがき、トイレ、あいさつ。生活の中でおぼえてほしいことが、遊びの形で入ってくる時期です。
それが年少にさしかかるころから、ワークのページが増えていきました。
線をなぞる。同じものを線でむすぶ。決まった答えを書く。
小学校の勉強につながっていく形に、だんだん近づいていきます。
長男は、決まった答えより自由な発想のほうが好きだった
ここでつまずきました。
長男は、答えが1つに決まっているものより、自分で好きに作ったり考えたりするほうが好きな子でした。
だからワークが増えるほど、手が止まるようになりました。
やりたくないわけではないけれど、進んで開くこともない。棚に重なったまま、次の月の箱が届く。

教材が悪いわけではありません。長男に合わなくなっただけです。
双子が生まれて、隣に座る時間がなくなった
そしてもうひとつ。
ワークは、親が隣に座らないと進みません。
丸をつけて、できたねと言って、次のページをめくる。おもちゃのように「ひとりで勝手に遊ぶ」ものではないからです。
でも、そのころのわが家には双子がいました。
長男の隣に座ろうとすると、どちらかが泣く。片方を抱っこすると、ワークは閉じたままになる。
教材が届くペースに、わが家の時間が追いつかなくなっていました。
こどもちゃれんじのやめどきは、中身が変わるタイミング
4年やってみて思うのは、こどもちゃれんじには中身が切りかわる時期があるということです。
| 時期 | 主役 | 向いている子 |
|---|---|---|
| 0〜2歳ごろ | おもちゃ・生活習慣 | ほぼ全員に合う |
| 年少〜年中ごろ | ワーク・机に向かう練習 | 決まった答えを出すのが好きな子 |

前半はおもちゃが主役なので、どんな子でもだいたい楽しめます。
でも後半に進むほど、机に向かう形に寄っていきます。
だから「合う・合わない」がはっきり出るのは、おもちゃ中心からワーク中心に変わるあたり。
わが家の場合は、それがちょうど年少の終わりでした。
やめどきは、料金でも年齢でもなく、中身が変わったときだったと思っています。
それでも「やってよかった」と思っていること
やめた今でも、4年やったことは間違っていなかったと思っています。
- 自分からやりたがった……箱が届くと、こちらが言わなくても開けていました
- 年齢に合っていて食いつきがよかった……月齢に合うものが勝手に届くのは、選ぶ手間がないぶん本当にラクでした
- 生活習慣が自然に身についた……歯みがきやトイレを「親が言って聞かせる」のではなく、遊びのほうから入ってこられたのが大きかったです
- 忙しくてもできた……何を買うか調べる時間がいらない。届いたものを渡すだけでいい
特に4つめは、双子が生まれてからありがたさが分かりました。
考えなくていいというのは、それだけで助かります。
それと、これはやめてから気づいたことなのですが。
こどもちゃれんじのおもちゃは、遊んでいるうちに勝手におぼえている作りになっていました。
数をかぞえる、色をわける、順番を待つ。
長男には「これは勉強だよ」と言ったことが一度もありません。それでも、遊んでいるうちに身についていました。
教える側にまわらなくていい——働きながら育てていると、ここがいちばん助かる部分でした。
やめてよかったのは「おもちゃが増えなくなった」こと
正直に書くと、やめていちばんラクになったのはここです。
毎月ひとつずつ、確実にモノが増えていきます。
4年続ければ、それだけの数になります。
どれも子どもが遊んだものなので、捨てるのにも気が重い。
やめた月から、この増え方が止まりました。部屋が散らかる速さが変わりました。
やめたあとも、教材はわが家に残っています
ここは、やめる前にいちばん心配していたところでした。
4年ぶんのお金が、無駄になるんじゃないか——と。
結果から言うと、そうはなりませんでした。
長男が使っていたおもちゃを、いま双子が現役で使っています。
名前を挙げると、こんなものです。
- ことばトランク
- しまじろうのタッチペン
- しまじろうのことばずかん
タッチペンとことばずかんはセットです。ペンでずかんの絵をタッチして遊びます。
どれも長男が遊んでいたもので、今は双子が毎日さわっています。

しかも、もらったときの長男よりも、今の双子のほうが夢中になっているものもあります。
タッチペンなんて、長男のときより双子のほうがよく使っているくらいです。
この2つが、いちばん長生きしました。
やめても、家の中から消えるわけではありませんでした。
4年ぶんは、ちゃんと残って、次の子に引き継がれています。
それから、もうひとつ。
こどもちゃれんじはやめましたが、長男はしまじろうのことが今も好きです。
アニメは今でも見ています。
教材をやめることと、しまじろうを嫌いになることは、別でした。
双子には、取り直していません
「下の子には取らないの?」とよく聞かれます。
わが家は取っていません。
理由は2つあります。
ひとつは、長男のときの教材がそのまま残っているから。おもちゃも絵本も家にあるので、双子はそれで十分遊べています。月齢に合わせて出す順番を変えるだけで、けっこう長く持ちます。
もうひとつは、双子だと単純に2人分になるからです。ひとりのときと同じ感覚では取れません。
そしてこれは実際にやってみて分かったことですが、上の子が使ったものを下の子が使うと、二度おいしい。
こんな子は、続けたほうがいいと思う

わが家はやめましたが、合う子には本当に合う教材だと思っています。
- 机に向かうのが好きな子……ワークが増えても楽しめます
- 上の子がいない(下の子がまだ小さい)家……隣に座る時間が取れるかどうかは、かなり大きいです
- 何を買うか選ぶ時間がない家……届いたものを渡すだけで済む手軽さは、やっぱり強いです
逆に、自分で好きに作るほうが好きな子と、親が隣に座る時間が取りにくい時期が重なったら、そこがやめどきかもしれません。
まとめ|やめどきは、本人に聞いたときでした
わが家は生後3ヶ月から年少まで続けて、年中に上がる前にやめました。
きっかけは料金でも、飽きたからでもなく、中身がワーク中心に変わって、長男に合わなくなったからです。
そして最後は、本人に聞いて決めました。
届いたワークを一緒にひらいて、「やる? やらない?」と聞いて、「やらない」と返ってきた。それで十分でした。
やめるときに、ひとつだけ約束しています。
「ワークがやりたくなったら、そのときに買ってやってみようね」
やめることは、終わりにすることではありません。

必要になったら、そのとき必要なぶんだけ選べばいい。毎月まとめて届かなくても、それはできます。
やめたあとも、おもちゃは双子が使っていますし、しまじろうは今も好きなままです。4年ぶんは、ちゃんと家に残っています。
続けるかどうか迷っているなら、次にワークが届いた日に、子どもと一緒にひらいて聞いてみてください。
親が決めるより、たぶんはっきり答えが出ます◎



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