兄弟で感染症が順番にうつる|3人が時間差で1ヶ月休んだ記録

子育て

夜中の1時。三男のおでこに手をあてたら、夕方はただの微熱だったはずの熱が、別ものになっていた。

そのあと起きたことは、別の記事に書きました。救急車を呼んだ夜です。

でも、わが家にとって本当に長かったのは、その夜のあとでした。——ここから1ヶ月、ほとんど保育園に行けていません。

3人きょうだいだから、しんどさも3倍。そう思っていました。でも、実際に起きたのは、そういうことではありませんでした。

この記事では、3人が時間差で感染症にかかった1ヶ月に何が起きたのか、そして家も仕事もまわらなくなりかけたなかでやってよかったことを、正直に書きます。

※あくまでわが家の体験談です。症状の出かたはお子さんによって違うので、気になる症状があるときは早めに医療機関に相談してくださいね。

1ヶ月のうち、保育園を休んだのは3週間だった

まず、実際に起きたことをそのまま並べます。

1周目

  • 三男:微熱と鼻水 → 夜中に高熱、熱性けいれん
  • 2日後、次男:発熱・咳・鼻水 → 3日たっても熱が下がらず、受診し直して肺炎
  • 2人で1週間ほどお休み

ここで1週間ほど、全員が元気な日が続きました。ようやく終わったと思いました。

やっと終わった

2周目

  • 三男:発熱と発疹 → 手足口病
  • 2日後、次男:発熱と発疹 → 手足口病
  • また2人で1週間ほどお休み

そして今度は、3日しかあきませんでした。

え、またはじまった

3周目

  • 次男:発熱・咳・鼻水 → クループ症候群
  • 2日後、三男:咳と鼻水。その翌日に発熱
  • さらにその翌日、長男:咳と鼻水(熱は出ず)
  • 3人で1週間ほど

数えてみると、1ヶ月のうち保育園に通えたのは10日ほどでした。残りの3週間は、いつも誰かが家にいました。

仕事は夫と交代しながら、なんとか行きました。それでも1ヶ月、ほとんど出勤できていません。

熱性けいれんの夜のことは、こちらに詳しく書いています👇️

3周目の次男のクループ症候群の夜のことは、こちらに書いています👇️

兄弟で感染症が順番にうつると、元気な子まで家から出られない

ここが、3人きょうだいになって初めてわかったことです。

しんどさが3倍になるわけではありません。1人が発症した時点で、家庭ごと止まります。

理由は2つあります。

元気な子も、保育園には行けない

きょうだいが感染症と診断されると、元気なほうの子も家で見ることになります。

熱がなくても、走り回っていても、家にいます。だから「1人が寝込んでいるあいだに、もう1人を預けて看病する」ができません。

寝ている子の横で、元気な子が遊びたがる。この状態が1週間続きます。

この子は元気なのに

元気な子も、一緒に病院に連れて行くことになる

受診のときも同じです。預け先がないので、元気な子を連れて小児科に行きます。

具合の悪い子を抱えて、元気な子の手を引いて、待合室で順番を待つ。これを1ヶ月のあいだ、何度も繰り返しました。

3人連れの受診で詰まないための準備は、こちらにまとめています👇️

つまり、きょうだいが増えて増えるのは「看病する人数」ではありません。動けなくなる人数でした。

感染ループの1ヶ月をまわすためにやってよかった6つ

止める方法は、正直に言って見つかりませんでした。だから途中から、止めることではなく、まわすことに切り替えました。

① 隔離はあきらめた

最初に書いておくと、寝る場所を分けるのは無理でした。

0歳の双子を別々の部屋に寝かせることはできません。タオルや食器を分ける工夫も、途中でやめました。

やろうとするほど、看病する側の手間だけが増えていきます。「うつさない」を目標から外したことが、いちばん気持ちをラクにしてくれました。

② 看病する大人が、しっかり寝られるようにした

これがいちばん大きかったです。

夜中に何度も起きる日が続くと、看病している側から先に倒れます。そこで、どちらかが別の部屋で寝させてもらう日をつくりました。

わたしだけ寝ていいのかな

罪悪感はありました。でも、大人が元気でいられれば、家はまわります。逆に大人が倒れたら、その時点で全部が止まります。

眠る時間を確保するのは、自分のためではなく家のための段取りでした◎

③ 交代は「前日の様子」から予想して決めた

夫とどちらが休むかは、当日の朝ではなく前日の夜に決めていました。

夕方の機嫌、食べた量、鼻水の出かた。その日の様子を見て「明日はたぶん熱が出る」と予想して、翌日の担当を先に決めておきます。

朝になってから決めると、2人とも出勤の支度をしたあとで慌てることになります。前日に決めておくだけで、朝のばたばたがなくなりました。

④ 職場には「明日も休むかも」の時点で連絡した

熱が下がりきっていない日は、翌日も休む可能性が高いです。

その見込みが立った時点で、早めに職場に伝えるようにしました。当日の朝に連絡するより、相手も動きやすくなります。

⑤ 買い物はネットに全振り。でも外の空気は吸いに行った

1ヶ月ほとんど家にいたので、買い物はすべてネットにしました。

ただ、ずっと家で看病していると息が詰まります。夫が帰ってきたあと、気分転換に少しだけスーパーへ行く日もありました。

必要だから出かけたのではなく、外に出るために出かけた時間です。

買い物をネットに寄せる仕組みは、こちらに書いています👇️

⑥ 元気な長男には、双子のお昼寝中の時間をつくった

きょうだいの感染で置いていかれやすいのが、元気な子です。

長男には、夫が外へ連れ出して発散させたり、わたしが一緒に外に出たりしました。

そして助かったのが、双子のお昼寝中に、2人でしかできないことをする時間です。折り紙、クッキーづくり、小さいレゴ。双子が起きていたら口に入れてしまうものばかりで、この時間にしかできません。

家にこもった1ヶ月のなかで、長男がいちばん機嫌よく過ごせたのが、この時間でした◎

雨の日のおうち遊びは、こちらにまとめています👇️

1ヶ月たって気づいたこと|長男はうつらないことが増えた

3周を振り返ると、長男にうつったのは3周目の1回だけでした。しかも咳と鼻水だけで、熱は出ていません。

わが家の場合は、年齢が上がるにつれて、うつっても軽く済むことが増えたように感じています。もちろん体質や状況によって違うので、こうなると言い切ることはできません。

それでも、いま毎週のように保育園から呼び出されているママに伝えたいのは、この状態がずっと同じ形で続くわけではなさそうだということです。

まとめ|兄弟の感染ループは、止めるより「まわす」

1ヶ月でわかったことをまとめます。

  • きょうだいの感染で増えるのは看病する人数ではなく、動けなくなる人数
  • 元気な子も家から出られないし、受診にも一緒に行くことになる
  • 隔離は0歳の双子では成立しない。「うつさない」は目標から外していい
  • いちばんの支えになったのは、看病する大人が眠れること

もし今まさに2周目、3周目に入っているママがいたら、次の1つだけ試してみてください。

今夜どちらが寝るかを、いまのうちに決めておくことです。

順番にうつっていく1ヶ月は、何をしても止まりませんでした。それでも、大人が眠れている家は、なんとかまわります。

同じように出口の見えない1ヶ月を過ごしているママに届けばいいな、と思います◎

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