10月の運動会。レジャーシートの上で、長男の名前を大きく書いたうちわを片手に、もう片方の手でよちよち歩きの双子を捕まえていた。

これ、応援どころじゃないな
上の子の運動会に、下の子を連れて行く。
それだけのことが、こんなに難しいとは思っていませんでした。
この記事では、つかまり立ち〜よちよち歩きの双子2人を連れて、年少の長男の運動会を観た日の持ち物と、実際にやってみて分かったことを正直に書きます。
持って行かなかったもの、荷物を減らした理由、そしていちばん想定していなかった落とし穴まで含めて。
後半には、双子自身の「0歳児クラスの運動会」の話も置いています。
- 下の子連れの運動会で、実際に持って行ったもの(と、その選び方の基準)
- 持って行くのをやめたもの・荷物を減らした理由
- いちばんの落とし穴=「大人が1人減る時間」があること
- 0歳児クラスの運動会は親子競技。双子だと親が1人足りない
上の子の運動会で、いちばん長いのは「待ち時間」

長男の出番は4つでした。入場、かけっこ、ダンス、親子競技。
年少なので、ひとつの出番はすぐに終わります。
つまり運動会のほとんどの時間は、待ち時間です。
このとき双子は0歳児クラス。つかまり立ちから、よちよち歩きに移るころでした。
自分で移動できるようになったばかりで、とにかくレジャーシートの上にいてくれない。
シートから出て、隣の家族のほうへ歩いていく。
連れ戻して座らせると、今度はもう1人が反対側へ歩き出す。
それを2人分、交互に。
祖父母は遠方に住んでいるので、観覧は夫婦2人だけでした。
大人2人、こども3人。手は足りているようで、まったく足りません。
——正直に書くと、長男の競技を落ち着いて見られた時間は、そんなに長くなかったです。
下の子連れの運動会 持ち物リスト【長男の幼稚園・屋外開催】
わが家が持って行ったものは、大きく3つに分けられます。
① 場所をつくるもの
- レジャーシート……下の子の「陣地」になる。ここから出ない、を作るための土台
- 水筒……保育園の運動会にも持って行った、共通の持ち物
② 下の子を座らせておくための道具
ここが、下の子連れの運動会でいちばん大事なところでした。
そして選び方に、それぞれ理由があります。
- おやつ(おこめぼー・たまごボーロ)……普段食べ慣れているものを選びました。当日に初めてのものを出すと、食べずに終わります
- おもちゃ(プッシュポップ)……大きな音が鳴らないもの。周りに人がいる場所なので、音は出せません
- 絵本(100均の小さい図鑑)……多少汚れても気にならないもの。屋外なので、土や飲みものがつく前提で選びます
- 抱っこ紐……最終手段。どうしても動き回るときに、1人を固定できます
この3つの基準は、そのまま下の子連れの持ち物を選ぶときの物差しになります。
- おやつ = 食べ慣れているか
- おもちゃ = 音が鳴らないか
- 絵本 = 汚れても平気か
「静かにさせる道具」ではなく、「座っている理由をつくる道具」として選ぶ。
そう考えると、迷いません。
③ 上の子の応援用
- 手作りのうちわ(長男の名前を大きく書いたもの)……遠くからでも「来てるよ」が伝わる。下の子を追いかけながらでも、片手で振れる
うちわは下の子を連れている親にこそ向いています。
カメラを構えるには両手がいりますが、うちわなら片手で済むからです。
🚃 運動会のほかのおでかけの持ち物は、こちらにまとめています👇️
持って行くのをやめたもの|三脚は、下の子を見ながらだと使えない
持って行こうと思って、やめたものが1つあります。三脚です。
理由はシンプルで、双子を見ていると三脚を使う余裕がないから。
三脚は「立てて、画角を決めて、そこに留まる」道具です。
でも下の子連れの運動会は、その場に留まれないことが前提でした。
シートから出ていく双子を追いかけている間、三脚は置き去りになります。
きれいな動画を残すことは、この年はあきらめました。
——その代わり、うちわを振ることにしたんです。
荷物を減らした理由|ベビーカーは置き場に預けることになる

もう1つ、当日になって効いてきたことがあります。
幼稚園ではベビーカーを「ベビーカー置き場」に置くことになっていました。
つまり、ベビーカーは荷物置き場として使えないということです。
ふだんベビーカーの下カゴに荷物を積んで移動している人ほど、ここは注意した方がいいと思います。
これが分かってから、持ち物を減らしました。
「シートまで自分の手で運べる量」が上限になるからです。
下の子連れの持ち物リストは、増やそうと思えばいくらでも増やせます。
でも実際に必要なのは、手で運べて、片手で出せるものでした。
いちばん想定していなかったのは「大人が1人減る時間」があること
持ち物をどれだけ用意しても、どうにもならない時間がありました。
長男の出番4つのうち、ひとつは親子競技です。
親子競技は、大人が1人、長男と一緒に出ます。
つまりその数分間、双子2人を見るのは残った1人だけ。
さらに、保護者競技がありました。夫がリレーに出たんです。
大人2人のうち1人が競技に出ている間、レジャーシートに残るのは、わたしと双子2人。
よちよち歩きの双子を、ひとりで2人。片方を追いかければ、もう片方が反対側へ行きます。

あ、これは無理だ
そう思ったとき、助けてくれたのは、近くに座っていた近所のママでした。
片方を見ていてくれて、そのあいだにもう片方を連れ戻すことができた。
——下の子を連れた運動会でいちばん想定していなかったのは、荷物でも天気でもなく、大人の人数が一時的に1人になる時間があることでした。
わが家がやっておけばよかったこと
わが家の観覧場所は、くじで事前に決まっていました。
つまり、「知っている人の近くに座る」という選び方ができません。
だから、できる備えはこの2つだと思っています。
- プログラムを事前に見て、「大人が1人抜ける競技」がいくつあるか数えておく(親子競技・保護者競技の両方)
- その時間に下の子を誰が見るかを、当日の朝までに決めておく
そのうえで、周りの人に「この競技のとき、少しだけ見ていてもらえますか」と先に声をかけておけると、いちばん安心です。
あの日わたしは声をかけられていなくて、近所のママのほうから気づいて動いてくれました。
本当にありがたかったです。
服装と場所取りは、園によって全然ちがった
わが家は幼稚園と保育園で運動会が2回あったので、両方を比べられました。
| 幼稚園(長男・年少) | 保育園(双子・0歳児クラス) | |
|---|---|---|
| 場所 | 屋外 | 室内 |
| 服装 | 体操服 | 指定なし |
| 観覧場所 | くじで事前に決定 | 事前に決められていた |
| 履きもの | — | スリッパも上履きも不要 |
| 持ち物の指定 | — | とくになし |
どちらも場所取りは不要でした。
早朝から場所取りに並ぶ、という話をよく聞きますが、園によってはそもそも決まっているので、まずは園の案内を確認してみてください。
もうひとつ意外だったのが、室内開催なのに、スリッパも上履きも要らなかったこと。
「室内=スリッパを持って行くもの」と思い込んで用意すると、荷物が増えるだけで終わります。
下の子を連れていく日は、持ち物を1つ減らせるかどうかが地味に効くので、ここも園の案内で確かめてみてください。
【後編】0歳児クラスの運動会は親子競技|双子だと親が1人足りない

双子自身の運動会は、保育園で、室内でした。
そしてここでも、同じ問題が起きます。
0歳児クラスの競技は、基本的に親子で参加するものです。
——双子だと、親が1人足りない。
親子競技に出るには、子ども1人につき大人1人。双子なら大人が2人必要です。
でも夫婦2人しかいない日に2人とも競技に出てしまうと、写真を撮る人がいなくなります。
長男の運動会では「大人が1人減る時間」に困りましたが、保育園では最初から大人が1人足りない。
構造は同じで、双子のぶんだけ深刻でした。
園がしてくれた3つの配慮
わが家の場合は、園が先回りしてくれていました。
- 双子用にベビーサークルを用意してくれた(出番以外の時間、安全に待たせられる)
- おもちゃも用意してくれた(サークルの中で過ごせる)
- 親子競技のとき、双子の片割れに保育士さんが1人ついてくれた
3つめのおかげで、夫婦が交代で競技に参加できました。
片方が子どもと競技に出て、もう片方が写真を撮る。それを交代で。
保育士さんが片割れについてくれなかったら、この形は成立していません。
先生方の配慮に、本当に助けられました。
🧸 保育園が用意してくれたベビーサークル、わが家で使ったものはこちら👇️
双子だと「相談していい」
ここで伝えたいのは、双子や年子で「親の人数が足りない」ときは、園に相談していいということです。
わが家は園から先に動いてくれましたが、園によっては言わないと分からないこともあると思います。
「うちは大人が2人しかいなくて、親子競技が重なると回りません」——そう伝えるだけで、園は考えてくれます。
遠慮して当日を迎えるより、事前にひと言のほうが、親も先生もラクになります◎
まとめ|下の子連れの運動会は「持ち物」より「人手」
- 年少の出番は4つ(入場・かけっこ・ダンス・親子競技)。運動会のほとんどは待ち時間
- 持ち物は3種類で考える。場所をつくるもの/座っている理由をつくるもの/応援するもの
- 座らせておく道具は基準で選ぶ。おやつは食べ慣れているもの・おもちゃは音が鳴らないもの・絵本は汚れてもいいもの
- 三脚は持って行かなかった。下の子を追いかける前提だと、その場に留まれないから
- ベビーカーは置き場に預けることがある。荷物は「自分の手で運べる量」まで減らす
- いちばんの落とし穴は「大人が1人減る時間」。親子競技と保護者競技の数を先に数えておく
- 室内開催でも、スリッパ・上履きが要らない園もある。思い込みで用意せず、園の案内で確かめる
- 0歳児クラスは親子競技が基本。双子だと親が1人足りないので、園に相談していい
今日やること1つ:園からの運動会のプログラムを出して、「大人が1人抜ける競技」がいくつあるか数えてみてください。
そこが分かると、持ち物も当日の動き方も、自然と決まります◎
同じように、下の子を連れて上の子の運動会に行くママに届けばいいなと思います。
🏃 運動会だけでなく、双子育児の全体像はこちらにまとめています👇️




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